派遣がつらい・・派遣でいることが辛くなるパターンと、そのときの対処法は?

派遣生活
くらちゃん
くらちゃん

派遣はいいこともあるけど、たまにとてもつらくなる‥

そんなときどうすればいいの?

派遣をしているとつらくなることもあると思います。

派遣にはメリットも多くありますが、デメリットも多いです。

自分の中でかなり折り合いをつけていないとつらくなることも多いと思います。

この記事では派遣でいることがつらくなる色々なパターンの対処法をご紹介します。

ヒトクラ
ヒトクラ

・ 旧帝院卒、新卒で大手研究職

・ 転職9回、現在は派遣研究職

・ hss型hspと気付く

派遣が辛くなるパターンと対処法

1.派遣でいることがみじめに感じたとき

派遣は派遣先から見ると「派遣さん、お手伝いさん」です。
職種によりますが仕事内容は基本的に正社員の補助です。
研究職でも変わりません。
私のように30代も半ばになってくると、指揮命令者が年下になることも多くなります(私の場合も年下です)。
年下や新卒の総合職がバリバリとやりがいのある仕事をしているとき・・
社員から「派遣さん」と呼ばれるとき・・
働いていると否応なしに「あなたは派遣です、この職場で最も立場が下の存在です」と認識させられる場面があります。
色々な背景があって派遣を選んだとしても、かなり強い自己を持っていないとプライドが揺さぶられ、
みじめな感情が沸いてきます。
研究職派遣は高学歴な人も多いので尚更でしょう。


そういうときは「受け入れる」ことと「思い込む」ことがつらさから抜けだす鍵です。
「受け入れる」とは文字通り置かれた立場を受け入れることです。派遣であることは変わらない事実ですから、完全に受け入れた方が得です。
とはいえ・・簡単にはいかないと思います。
そこでまず「思い込む」こともおすすめです。派遣という立場は、経緯はどうであれ自ら選択したのだと強く思い込むのです。
色々な選択肢があってもなくても、仕事内容(研究職派遣の場合はどうしても研究に携わりたかったという人も多いですね)、通勤時間、人間関係、家族の事情・・総合的に考えて自ら納得して派遣を選んだのだと。
強く、強く思うことです。
自分の選択に絶対的な自信を持つことができれば、みじめになることはありません。
今の自分にとって最良の状況のはずですから。
大きすぎるメリットに比べてプライドが揺さぶられることなど小さなことです。

2.スキルアップが望めず将来が不安になったとき

派遣社員の職務範囲はどうしても限定的で、定型業務が多くなります。
そのため同世代の正社員と比較して身に付けられるスキルは少ないうえ、誰でも身に付けられるようなレベルの低いものが多くなります。
派遣先から切られたとき・・
年齢に応じた職種・役職に転職しようとしたとき・・
それはそれはつらいことになるでしょう。

これは「やれることをやって汎用スキルを身に付ける」ことしかありません。
直接の業務スキルは低いものが多くなるかもしれませんが、どの職場でも共通する汎用スキルは身に付けることができます。
例えば業務の進め方です。研究職であれば業務内容に指示はあっても遂行は任せられることが多いです。「3日後までにこの試料の基礎データすべてを取る」とかですね。このとき納期(3日後)までに結果(基礎データ)を報告するため、遂行計画を立てます。試料の前処理、各分析、報告まとめ、トラブル発生に備えた遊びにかかる時間や、装置の空き状況を踏まえ、いつまでに何をすればいいのか考えます。その過程で同僚や上司とスケジュール調整もあるかもしれません。そしてその通りに実行し、上司の都合のいいタイミングを見て結果を報告します。
このような納期までに結果を出すプロセスを考えて実行、報告する流れはどの仕事にも共通します。
このサイクルは何度も回すことになるので、確実にできるようになります。
そこに加えて、各プロセスの正確性や効率性、安全性を上げるために工夫するとか、改善提案を行うとか、装置の基礎原理を学ぶとか、よりよい結果につなげるためにできることはいくらでもあります。そういった結果につながる業務遂行スキルはどこで働いても役立つはずです。
将来が不安なら、今の環境でやれることをやりつくすことが一番の対策だと思います。

3.非正規の将来に絶望したとき

これはもうさっさと「転職」しましょう。
早い方がいいです。特に若い人は正社員転職の可能性も十分にあります。
または「直接雇用」を狙いましょう。
私の働いているところは実績が多数あり、今のところ私にもその可能性があるのでこれを目指しています。
直接雇用があるかどうかの判断は派遣元、派遣先の上司・同僚から情報を得ることができるはずです。可能性がありそうなら2.のように頑張ってみてもいいし、だめそうならさっさと転職しましょう。

4.仕事内容に飽きたとき

hss型hspの人にはあるあるだと思いますが、同じ仕事はどうしても飽きてきます。
これはもう2.とほぼ同じで「やれることを(創り出してでも)やる」ことです。
工夫次第でやれることなんていくらでもあると思います。
そうこうしていると結果も出て、評価されます。そのまま直接雇用されれば正社員なのでまた違う仕事ができ、気づけば長く勤められていたといううれしいことにもつながります。

まとめ:やれることをやって人生を前に進めましょう

派遣でいることを負い目に感じたり、みじめに感じたり、派遣でいるとつらいことも多いです。
正社員の人にはわからないでしょう。
一方でメリットも多くあるのでいい面を見て自分をだまし、前向きにやれることをやって、人生を前に進ませましょう。
そのうち自分の望む人生になっているはずですから。
私もそう思って頑張っています。

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