【受験体験記】毒劇物取扱者試験を受けてきました

資格


この記事では毒劇物取扱責任者試験の当日の様子をご紹介します

先日、毒劇物取扱責任者試験を受けてきました。

仕事上(転職上)持っていた方がいいだろうと思う資格をいくつか考えているのですが、その中で最も簡単に取れそうな資格に毒劇物がありました。
勉強期間1週間ほどで試験に臨みました。

試験は平日の午後からあったのでその日は有給をとり、午前中は勉強して午後から試験会場へ。最寄りの駅から試験会場まで歩きます。

マイナーな試験なので試験場の直前まで受験者らしき人とは会いませんでした。直前でやっと受験生とご対面です。私服の人もいれば作業着の人もいます。学生さんとか技術系の仕事をしている人かなと思いました。
試験場入口には毒劇物の担当部署の人と思われる人たちがいました。話し方がどこか上からで、役人感満載です。
若干不快になりながら会場へ。
会場が結構広くて自分の席を探してキョロキョロしてたら、場違いなほど大きな声で「席わかりますぅ?!」と声掛けてくるおばさんがいました。こういう何かズレてるところにも役人らしさを感じました。
席について周りを見渡すと、説明開始20分ほど前でしたが6割ほど埋まってました。改めてみると作業着の人が多く、会社の指示で抜け出して受けに来ましたって感じの人が多かったです。あとは学生さんのような若い人ですね。皆さん周りとだべってたり、勉強したりしています。
私は周りを観察したりトイレいくついでに建物内を散策してました。
そうこうしているうちに説明が始まりました。説明は一般的な注意事項で、回答用紙に名前や受験番号を書いたりします。
この時間帯になると席は9割ほど埋まっていました。私の後ろの席は欠席でしたが。

「はじめてください」の合図とともに試験開始です。試験時間は2時間ありましたが早く帰りたいので1時間で解く目標を立てるためざっと問題に目を通します。
一番怖かったのは性質の分野ですが。ある程度知っている物質が多かったので安心しました。知識が消えないうちに真っ先に解くことにして、そのあとにじっくり文章を吟味する必要のある法令を、最後に化学を解くことにしました。
出題形式は例年通りでした。化学に重箱の隅をつつくような問題が多かったのですが、完全に高校化学の範囲なので高校教師をしていたことのある私には問題になりませんでした。ただ、多くの人にとっては解けなかったと思います。原子番号23の元素記号は何か、みたいな問題が出ましたから(実際の問題ではないです)。

だいたい1時間ほどですべて解き終わり、回答をマークシートにマークしていきます。最後に印をつけておいた問題を解きなおし、マークミスがないか確認して終了です。手を挙げるとマークシートを回収してくれます。問題用紙は持って帰ることができます。

会場の外で気になった問題の答えを参考書で確認すると、合ってそうだったので一安心しました。私は解いているときに確実に解けた問題とあいまいだった問題に分けているのですが、集計すると確実に解けた問題だけでは合格基準付近だったのであいまいな問題をいくつか正解しないと不安だったのです。
ちなみに周囲の会話を聞いているとできなかったと言っている人が多かったですね。特に化学で出題された重箱隅問題の話題が多かったです(もちろんできなかったーと言ってます)。
というわけで毒劇物の当日の様子はこんな感じでした。


ちなみに合格発表も終わったので結果をお知らせしておくと、合格でした。
アップされた解答で答え合わせをしてみると、化学が満点、性質が7割半ほど、法令が5割ほど(!?)でした。
化学と性質は予想通りでしたが法令が思ったよりかなり低かったです(予想は6割半)。
納得できないのは解答が参考書に書いていることと全く違うんですよね・・
過去問の解答もそうでしたが、明らかに間違っている気が・・・
合格率もものすごく低い。
私が持っている参考書が古かったからでしょうか。
納得はできないですが、合格したので、深く考えないようにします。


1週間ほどの勉強で合格できたので、勉強法も今度記事にしようと思います。

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